核の未来:(不)拡散、危険なドクトリン、および軍備管理の展望
スイス・ジュネーブ
米露関係、とそれに伴う核軍備管理体制と条約は、崩壊寸前ともいえます。既存の合意(新START)は2026年2月に期限切れを迎えますが、具体的な見通しは全く見えていません。加えて、核の威嚇、核の戦略的方針の転換、潜在的な兵器開発・配備(宇宙領域を含む)が日常茶飯事となっています。核拡散の懸念(北朝鮮、イランなど)が先行きを曇らせる一方、欧州やアジアにおける非核態勢の再考の必要性に関する議論が顕在化し、核不拡散条約体制の将来を脅かしています。